卒業生の声

和歌山大学(教育)進学 M川M実さん

私は、推薦入試で合格しました。推薦入試では、センター試験を課しその上にグループディスカッション、個人面接があります。その受験を通じ感じたことを伝えたいと思います。
まず、センター試験までのことについてです。勉強をするとき、その前にすべきことがあります。1回1回、自分に課題を出すことです。電子機器は全て手元から離し、音が何も聞こえない状態で勉強しました。終わるまで遊べません!ということです。勉強と自由時間のメリハリがつくと思います。また、勉強は夜より朝の方がいいです。朝の方が頭も疲れていないので効果的だと思います。
勉強に関してですが、地理は、日々の学校の授業を、テストを大切にし、無理せず毎日コツコツ覚えていく方がいいです。理数科系科目は、問題を解き、解説を聞き、復習をすることが大切です。科目を絞らず受験に必要な全教科万遍なく勉強するよう心がけました。苦手科目はほったらかしにせず、なるべく早く取り組むべきです。私の場合、化学と物理でした。私は塾の個別コースで化学と物理を受講しました。教材を一つに絞り込み、1から解説してもらいい、何回も何回も解きました。化学の有機、無機は暗記系で、資料集を覚えるのもいいと思います。物理も化学も模試を解いているとよく似た問題が多いです。模試のやり直しは必ず完璧にすべきです。最初は点数が悪くても大丈夫です。根気よく勉強していれば点数が徐々に上がってきて楽しくなってきます。
実際、高3の初めから比べるとセンター本番まで点数が2倍以上伸びました。選んだ教材を完璧にするのが大切だと思います。
次に、センター後のことです。センター試験が終わるとすぐ、国公立の推薦、私立大学の入試が始まります。面接など課されている場合があります。試験日まであまり日にちが残されていない中での面接練習は、何度も何度も練習を重ね、改善していくことです。多くの先生方が親身になって手伝ってくれるので積極的に自分から指導をお願いにいった方がいいです。受験会場では、みんなが緊張しています。緊張して失敗しても諦めないで下さい。大丈夫。試験官には、人柄を見てもらえるので自分のありのままの姿を出せるよう頑張って下さい。一番大切なのは、下を向かず、相手の目を見て笑顔でいることです。
最後に、本番は何が起こるか分かりません。私はセンター試験では失敗しましたが、最後まで諦めずにやり遂げた結果、合格を勝ち取ることができました。受験生の皆さんも最後まで諦めずに、体調管理に気を付けて自分の最大限の力を発揮し、第一志望校に合格できることを心から願っています。

戻る